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2017.03/23 プログラミング(1)

技術者はコンピューターのプログラミングスキルがあると便利である。何か計算したいときにエクセルは便利なツールであるが、少し複雑な計算になってくるとVisual  BASIC  を使いたくなる。しかし、Visual  BASIC  をエクセルで起動するぐらいなら、Visual  C#  をマスターしたほうがよい。

 

その昔MZ-80Kを数年使用した。総額100万円近くこの環境に使い込んだので、16ビットPCが登場してもすぐにそれを購入する資金が無かった。PC9801はF2から使用し始めた。それまではFDOSが稼働していたMZ-80Kでフロッピーにプログラムをスワップしながら計算をさせていた。

 

もっぱら多変量解析を8ビットのコンピューターで行っていたのだが、デジタル機器にもかかわらず第二精工舎のプリンターのアナログ機器のような動作に見とれていた。会社で実験を行い、独身寮でそのデータ解析を行うという生活だった。

 

ゴム会社ではIBM3033という大型コンピューターが解放されており、その統計パッケージを使うこともできたが、材料担当がコンピューターを動かしていると遊んでいるように思われ、実際にそのようなうわさもたっていた。だから統計パッケージにあった重回帰分析と主成分分析を真似てMZ-80Kで走るプログラムを作成し独身寮で使用していた。

 

MZ-80Kそのものは25万円ほどであったが、プリンターやフロッピー、そのOSであるFDOS、ハドソンBASICなどのシステムを揃えたところ100万円近いお金が無くなった。ただこの時の投資はその後の技術者人生でたいへん有益な投資だったと思っている。ただそのために結婚資金が無くなり独身時代が長くなった。

カテゴリー : 一般

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