2025.10/19 大谷劇場
昨日のドジャースーブルワーズ戦は、劇画のような展開だった。ピッチャー大谷とバッター大谷が、それぞれ、10奪三振と1試合3本のホームランを放ち、フォアボール一つ含む10割の打率である。
面白いのは、左ピッチャーキンタナから先頭打者ホームランを打ち、4回には、リリーフとして出てきたパトリックから特大の場外ホームラン、7回にはブルワーズのクローザーとしてトップのメギルからもホームランである。
ちなみに、4回のパトリックはブルワーズの先発エースである。すなわち、4回と7回のホームランはブルワーズの先発とクローザーのそれぞれのエース級ピッチャーから出ている。
ただし、右投手である。ご存知のように、大谷選手は、ブルワーズの前のフィリーズ戦で大谷対策左のサイドスローに苦しめられ、打率は1割を切っていた。
昨日も先発は左のキンタナで始まっている。しかし、大谷選手は、左投手対策のため第三戦前日にフリーバッティングを30発ほど行い、14本の柵越えでホームランの感触をつかんでいたのである。
その結果が先頭打者ホームランとなり、ブルワーズは、小手先ではなく、エース級ピッチャーを対戦させたのだが、大谷は、左が苦手ではなく、右にめっぽう強かっただけだった。その結果の場外ホームランである。
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