2026.05/24 実験データ
実験データをどのようにまとめるのか、という指導を大学1年の時に受けている。面白かったのは、統計の授業では、データの処理方法を学んだのだが、この授業では、平均値と標準偏差、最大値と最小値だけだった。
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ひどいのは、最大値と最小値をグラフに記録する必要がある実験では、と説明が始まり、分散分析の話になるのかと思いきや、髭の書き方である。
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今思い出すと大学の授業にしては、すこしお粗末な授業内容だったように感じている。もっとも実習における一コマの説明だったから、という事情もあるのかもしれないが、実験計画法も出てこなかった。
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ゴム会社に就職して、1年間日本科学技術連盟のBASICコース(受講料50万円)を受講させられた。「させられた」と書いたのは、この研修では修了証がもらえなかった場合には、給与から二年間受講料が天引きされる、と説明があったからである。
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初任給10万円の時代に、50万円の24回払いをさせられたのではたまらないので、一生懸命毎月の課題レポートを提出した記憶がある。まさか、その後マイコンで80万円の1年間ローンを上司に命じられるとは思っていなかったので、終了証を手にしたときには嬉しかった。
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80万円のローンは、上司がOA委員長になったためで、1年後に何か成果を出さなくてはいけないがそのためにマイコンを導入しないという方針だった。
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プログラム開発をどうするのか、と尋ねたら、英会話より易しいからいらないだろうと、とんでもないことを上司は言っていた。バグ取り作業でコンピューターは1台必要だと主張したら、当方が購入すればよい、と簡単に言われた。
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そこで、ローン申込書を提示したら、上司が保証人のところに簡単に印をおしている。この上司の当時の年収は1000万円であり、当方は200万円弱というパソコン黎明期の話である。
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新入社員と管理職とは5倍以上の年収の開きがあったことを思い出したが、この時、80万円が大変な重荷であり、必死でコンピューターの勉強をしただけでなく、多変量解析のシステムなど開発している。
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少しでも80万円を回収したい思いで1年間当時のデータサイエンスを勉強している。そして、実験データの整理にマイコンをフルに使用していた。
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当時は自宅に会社の仕事を持ち帰ることが常識のような時代だったので、情報管理などという概念は無かった。ゆえに実験データさえも、研究報告書にまとめられなかったならばゴミ扱いだった。
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上司から、ゴミのようなデータを出してどうすると言われたこともあった。ただし、このゴミデータは、その後学位論文では必要なデータとなっていたが。
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