2022.06/29 1日でわかるタグチメソッド
7月に有料のオンラインセミナー開催を予定しております。下記予定日以外での開催はお問い合わせください。参加者1名でも開催いたします。また、企業研修として活用される場合にはご相談ください。割引価格でお見積りご提案させていただきます。
翌月末支払いを希望される方は、請求書の発行先を記載頂いた上で、info@kensyu323.comまでご連絡ください。
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<開催日>
7/11(月)10時~17時(締切7/8金曜日12時)
7/12(火)10時~17時(締切7/11月曜日12時)
7/15(金)10時~17時(締切7/14木曜日12時)
7/20(水)10時~17時(締切7/19火曜日12時)
7/21(木)10時~17時(締切7/20水曜日12時)
<タイトル>
1日でわかるタグチメソッド
<内容>
ロバストから始まり、基本機能、制御因子と信号因子、SN比などタグチメソッドにはメソッド特有の用語があり、それだけでも敷居が高い。しかし、この難解な用語の成り立ちを理解できれば、故田口玄一先生(以下田口先生)が抜群のネーミングセンスの持ち主であったことを理解できる。
タグチメソッドの日本における普及はバブル崩壊とともに始まった。当時ブリヂストンからコニカへ転職直後に田口先生のご講演を拝聴する機会に恵まれ、その後3年間田口先生から直接ご指導を受けることができた。ご指導を受けた技術は、すべてモノクロ感材に採用され、その一つは日本化学工業協会から技術特別賞を受賞している。また、その他の技術で印刷学会や写真学会などから賞を頂いた例もある。
ブリヂストンでは、統計手法である実験計画法を用いて高純度SiCの技術開発(30年間続いた。日本化学会化学技術賞を受賞している)を進めたが、その時相関係数を組み合わせた実験計画法を考案している。この体験について田口先生から褒めていただいたが、統計手法による実験計画法では最適条件が外れることがあったので、機能を向上できる因子を見出すために動的な相関係数を配置する工夫をしたのである。
タグチメソッドは統計手法ではない、とよく言われるが、講演者の体験が示すようにそのとおりである。本セミナーでは、講演者の体験事例を中心にしてタグチメソッドを解説するので、QC手法を使い慣れた人であれば、セミナーの解説途中でタグチメソッドを使えるようになるかもしれない。そうでない人は、統計概説とタグチメソッドとの比較から、統計手法よりも合理的であることに気づき理解が進むはずである。
<習得できる知識>
- データを中心にした実験のやり方
- タグチメソッド
<受講対象>
- 実験を指導する立場の方
- 実験を実施する立場の方
- 製造業の新入社員
- 製造業を希望する大学生
<プログラム>
- 科学と技術
- 科学と技術の違い
- 事例:iPS細胞技術の開発プロセス
- 事例:前駆体法による高純度SiC開発プロセス
- 統計手法概説
- 統計手法による実験
- 統計手法の問題
- 事例:軟質ポリウレタンの難燃化
- タグチメソッドによるPC/ABSの難燃化
- 外装材PC/ABSの機能と求められる品質
- PC/ABSの基本機能とは
- 高分子の難燃化技術概説
- 品質の安定性に関わる各種因子
- 実験計画の立て方
- データの見方
- 最適条件の製造方法とは
- 統計手法とタグチメソッド
- 日々の実務でどのように使い分けるのか
- 各種パラメーターの意味
- 難燃化技術開発における相違点
- まとめ
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