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2022.07/05 高分子の再資源化と難燃化技術

7月に有料のオンラインセミナー開催を予定しております。下記予定日以外での開催はお問い合わせください。参加者1名でも開催いたします。また、企業研修として活用される場合にはご相談ください。割引価格でお見積りご提案させていただきます。

 

 

翌月末支払いを希望される方は、請求書の発行先を記載頂いた上で、info@kensyu323.comまでご連絡ください。

 

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<開催日>
7/19火曜日10時~17時(締切7/18月曜日12時)
7/26火曜日10時~17時(締切7/25月曜日12時)

参加をご希望の場合はお問い合わせください。

 

<セミナー概要>

1970年から1980年代にかけて高分子材料の難燃化技術が大きく進歩し、20世紀に高分子の難燃化手法は、ほぼ出そろった。最近では、環境問題に対応するためノンハロゲンによる難燃化技術に注目が集まっている。

 

ところで、すでに知られている技術で大抵の高分子材料を難燃化できるが、高分子材料の難燃性以外の機能性とのバランスをとろうとすると、この問題は難しくなる。さらに、高分子の再資源化も視野に入れると添加する難燃剤の選択も考慮する必要がある。

 

本セミナーでは難燃化技術の体系だけでなく高分子材料を扱う時の実務に必要な基礎的知識から配合設計手法、混練プロセスまで難燃化技術の視点で解説する。また、再生材の難燃化事例をもとに高分子の再資源化における注意点についても解説する。

 

 

<受講対象>

実務でゴム・樹脂を扱う技術者(化学系以外でも役立ちます。)

 

 

<プログラム>

1.高分子の難燃化技術概論

  1.1.歴史から見た高分子の難燃化技術

  1.2.高分子の難燃化技術の特許動向

  1.3.環境問題と難燃化技術

2.高分子の燃焼と難燃化技術

  2.1.高分子の燃焼

    2.1.1.高分子の基礎事項

    2.1.2.高分子の構造と難燃性

    2.1.3.事例:フェノール樹脂の難燃性

  2.2.高分子の再資源化に配慮した難燃化手法と配合設計

    2.2.1.炭化促進型難燃化手法

    2.2.2.事例:軟質ポリウレタン発泡体の難燃化

    2.2.3.事例:再生材を用いたPC/ABSの難燃化

    2.2.4. 臭素系難燃剤について

    2.2.5.溶融型難燃化手法

    2.2.6.事例:PETボトル再生材の難燃化

3.高分子の難燃性評価技術

  3.1主な燃焼試験法とその特徴

    3.1.1.酸素指数測定装置

    3.1.2.UL燃焼試験

    3.1.3.コーンカロリメーター

  3.2.その他の評価法

4.難燃化技術とプロセシング

  4.1高分子のプロセシング概論

   4.1.1. 混練技術概論

   4.1.2. カオス混合技術

5.まとめ

   難燃化技術と問題解決手法

   マテリアルインフォマティクス

   タグチメソッド、多変量解析


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