2013.01/12 日中問題の影響
尖閣諸島国有化で勃発した中国の反日運動の影響が思わぬところへ出ている。弊社の中国語関係の書籍にさっぱりお客様のアクセスが無くなったのである。見本だけでも見て頂かなくてはその良さも分かって頂けません。おそらく国内企業の中国見直しが始まっているのでしょう。
中国から撤退するのか、チャイナ+1の戦略でいくのか各企業の置かれた状況にもよりますが、今後中国の比重が下がり、ベトナムやインドが注目を集めているとか報じられております。しかし、日中問題が当社の書籍にまで飛び火するとは考えてもみませんでした。
さて、中国語基本文型は、国内で販売されている中国語文法を解析し弊社で5文型に体系化したものです。あまりにもきれいに分かれたので近くの大学の中国語の先生に見て頂きましたら、誰でも知っていることです、との回答。それではなぜ体系化された本が売られていないのか不思議に思いましたら教育的配慮との理由です。すなわち中国語を初めて学ぶときに中国語文法をきちんと学んでもらいたいとの考えから、体系化された安直な中国語文法書が発行されていないのだとか。
しかし、言葉は覚えて使う世界でもあります。正しく文法を学ぶことを優先するのか、暗記することを優先するのか、の違いともお話ししてて感じました。覚えるには体系的に整理されていた方が便利です。それはその先生も認めてくださいました。そのような経緯の後、出版に踏み切った次第です。中国人の音読の無い無償版も公開していますから、一度ご覧ください。また、ご希望があれば、無償のダウンロード版の配布も考えてみようと思います。何かございましたら弊社までご連絡ください。
カテゴリー : 電子出版
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