2014.12/25 データ修復
HDのデータ修復サービスというビジネスを知った。どうやら同じような経験をする人が多いようだ。7年前のPCのHDなので業者に依頼する以外に方法は無い、と決断したら、値段が高い!
息子に相談したら問題は解決した。うまくできるかどうかわからないが新しいPCを一台組み立て試してみることにした。
安い!インテルのコアi7のCPUと16GBのメモリー、RAIDで4台の1TbのHDを使用するが、全部で10万円以下であった。久ぶりに1台PCを組み立ててみたが、起動してびっくりした。確かに7年の進歩はあった。ただし、MZ80KからPC9801へそしてDOS/VからWINDOWS95への流れにおけるCPUの速度変化に比べると緩やかに感じた。
息子から教えられたのは、立ち上げた新しいPCの一部のHDを読み出したいHDと置き換える方法である。すなわちPCをだますのである。WINDOWSは、NT以降アクセス権限の管理が強化され不可能だと思っていたが、息子の話によると簡単だという。
半信半疑で息子に言われたように、RAID1を2組くんで立ち上げ、その一組を壊れたPCの一組のHDと置き換えてみた。驚いたことに簡単に認識され、アクセスも簡単にできた。さっそくデータを全部新しく汲み上げたPCのHDへ転送した。
DOSやWINDOWS 98の時代には、ためらいもなくやっていたが、WINDOWS NTになってから、PCを組み立てた時に古いPCのHDを再利用することができなくなった。一度DOS環境でフォーマットしなければNT系のマシンに使用したHDを再利用することができなかった。DOS環境でのフォーマットでさえ特殊なコマンドが必要であった。
今回も壊れたPCのシステム用HDへWINDOWS8のシステムを入れる試みをしたが、昔同様にできなかった。しかし、このシステムに用いたHDでさえも息子が教えてくれた方法を行うと、すべてのファイルにアクセスできてしまったのだ。
理由は不明だが、WINDOWSの脆弱性のおかげで、無事すべてのファイルを新しいPCへ移すことができた。アクセス権限の制約から難しいと思っていたファイルの扱いがいとも簡単にできてしまったので助かったが、見方を変えるとPCを廃棄する時にHDは金槌で叩いて破壊しておかないと個人情報が漏えいする、ということだ。
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