2015.01/04 FMステレオチューナーが壊れた
今やネット配信で音楽を聴く時代である。またオーディオという言葉も死語となりつつある。しかし、我が家では昔ながらのオーディオ機器で音楽を楽しんでいる。アンプやCDは単身赴任中に同僚から紹介されたROTEL製品に買い替えたが、チューナーは、40年前購入した製品である。
そのチューナーが突然壊れた。AMは受信できるので、FM受信機が壊れたようだ。各部にさびが少し出ている。古い装置なので集積化が進んでおらず、眺めていても楽しい。恐らくコンデンサーが壊れたのだろう。液漏れを起こしている。まだ漏れたばかりのようなので光の変化で輝く。
ディスクリート構成のアナログ回路は専門家に頼めば修理が可能かもしれないが、40年前ではさすがに修理して使う意欲もわかない。ところが驚いた。メーカーのサイトを覗いてもFMチューナーという単品商品が無いのだ。
今時FMチューナーなど売れないのだろう。ようやく一つ商品を見つけたが安い!40年前は10万円以上したデジタルシンセサイザーチューナーと同等のスペックの商品が3万円で購入できる!
物価上昇を考えても電化製品の性能と価格の関係は異常である。改めて技術の進歩のすさまじさを身に染みた。
ところでFMチューナーで何を聞いていたのかというと、土曜日夕方放送されているラジオマンジャックである。土曜日の夕食当番を務めながら、聞き流していた番組だが面白かった。FMチューナーが壊れたのをきっかけに我が家もネットオーディオへ移行しようと思う。
カテゴリー : 一般
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