2016.09/11 うなぎパイ
浜名湖はウナギの養殖が盛んで、観光みやげはウナギにちなむ物品が多い。名古屋駅で売られなくなったうなぎパイもその一つである。JR東海は浜名湖土産を理由に名古屋駅でうなぎパイの取り扱いを中止した、という記事を見つけた。
新幹線の中では販売しているので問題はないという見解が、WEBを探したら載っていた。とんでもない話である。浜名湖土産のうなぎパイを名古屋駅で販売するのは少なくとも40年以上の歴史があり、当方が子供の頃から名古屋駅の定番の浜名湖土産であった。ひよこを東京駅で販売しているのと同じだ。なぜ赤福やながもちが販売できてうなぎパイがだめなのか。
どこかに陰謀めいた裏の話が出ていないか探したけれど見つからなかった。例えばうなぎパイには、ウナギのエキスが入っていることになっているが、それが入っていないと判明したので取り扱いを辞めたとかいう話を期待した。
どこにもそのような記事が出ていないので、ウナギエキスはわずかながら入っているのだろうと思う。源氏パイや不二家のホームパイよりも美味で独特の味がする。パイ生地の練り方がカオス混合であるが、プラント立ち上げの願掛けの食べ物としてパイ関係はふさわしい。
中間転写ベルトのコンパウンド工場を立ち上げるために10年ほど前、毎日豊川から袋井へ通う生活を3ヶ月ほど続けた。浜名湖のドライブインにはよく立ち寄り、袋入りの安いうなぎパイを買って帰った。
安くても正真正銘のうなぎパイで小腹の空いたおなかにはごちそうだった。豊川に着くと開化亭の白ラーメン大盛りを食べていたので不健康な毎日だった。単身赴任は自炊生活を習慣にしていたが、コンパウンドのプラントを立ち上げているときには自炊の時間が無かった。
浜名湖のドライブインに、平日は作業着の人が比較的多かった。当方も作業着だったので気楽に徘徊できた。そこで某会社磐田工場のSiCウェハーのプラントの噂話を聞いた。外で仕事の話をするのは注意しなくてはいけない。その道に詳しい人には、ちょっとした小声の話でも耳に届いてしまう。
カテゴリー : 一般
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