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2016.10/28 ピコ太郎

11月15日に問題解決法の講演会( https://www.rdsc.co.jp/seminar/161116 )が企画されている。そこでネットで話題になっているピコ太郎にふれるかどうか悩んでいる。このピコ太郎の笑いは、ひらめきというモノを説明するのに良い題材なのだ。
 
ただ、ピコ太郎を見てすぐに吹き出す人と吹き出さない人がいるので迷っている。当方は後者であるが、吹き出さなかった理由は、たまたま問題解決法のプレ資料を作っているときに見て感動したからだ。カンのいい人には、事前にオチがわかる芸であるが、そのオチを真剣にリズミカルにやっているところが凄い。さらにあまりにリズミカルなので、事前にオチが分からなかった人は、最後のオチで意味が分かり吹き出すことになる(注)。
 
この芸では、オチが事前にわかった人と、オチが全く分からない人は終わっても吹き出すには至らないが、オチが事前に分かった人は、この芸に感心することになる点が凄いところである。ゆえに、TVでも多くのお笑い芸人がこの芸を賞賛している。
 
ピコ太郎をご存じ無い方は、YOU TUBEをご覧になっていただきたいが、これで吹き出せるかどうか、また吹き出せずばかばかしい、と感じるかどうかは、その人がアイデアマンかどうかの分かれ道になるのでは、とも思っている。ここでばかばかしい、と感じる人で事前にオチが分かってばかばかしいと感じた人はアイデアが閃きやすい人であるが、最後まで聞いてもオチの理解ができなかった人は、少し訓練する必要がある。また、その訓練方法もある。
 
まさにこのピコ太郎はアイデアのひらめきがどのようなモノであるかを教えてくれるすばらしい芸であるが、この芸人が昔「マネーの虎」という番組に出ていたことを知っているマニアックな人は少ないと思う。
 
(注)このオチを英語で理解できるので国際的にヒットしているのである。だから英語が分からない人には少しきつい芸かもしれない。ただ、今時の若い人は、「I have a pen」程度の英語は理解できるので日本人でも受けることになる。
 
 

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