活動報告

新着記事

カテゴリー

キーワード検索

2016.11/30 学校教育

論理的に問題を解く科学的方法や手順は、小学校から大学まで数学を中心に学ぶ。物理や化学でも同様に学ぶが、化学では少し数学と物理などと勝手が違う。今の時代でも錬金術師の香りが少し残っており、地理や歴史と同じように記憶しているベース知識が無ければ論理展開しても答えを導けない場合がある。

 

実は数学でも同様であるが、なぜか数学は暗記科目ではない、と教えられる。確かに問題を解くのに必要な公式は、論理展開して導くことができるので覚える必要はないかもしれない。しかし、可能な限り公式をたくさん知っていたほうが問題解決のスピードは速くなる。

 

テストは限られた時間内で行われるので、必要な公式をあらかじめたくさん記憶しておいたほうがテストの点は高くなる。悪い点をつけられたときに、どの問題も時間があればできた、と親に言ったら、与えられた時間はみな同じだといわれた。数学で高い点を取るためにもやはり記憶の情報量が多いことが求められる。

 

子供のころからこのような繰り返しで大人になり、開発を担当したときに、まず多くの人が困るのは、科学的手順で対応しているのに失敗することだ。面白いのはテーマが変わっても同じことをして失敗を重ねる人がいることだ。

カテゴリー : 一般

pagetop