2017.04/08 プログラミング(6)
今初めてプログラミングに取り組むのに最適な言語は、C#だと思う。PYTHONやBASICのほうが易しい、という人がいるが当方はC#をお勧めする。
その理由は、初めてプログラミングを学ぶときに最先端のパラダイムを一緒に身につけることができるからだ。これが不要でExcelの計算で十分だと思う人は、わざわざプログラミングの勉強などする必要はない。
ただ技術者が日常仕事をしているとExcelで不自由を感じることがある。このようなときにはWINDOWS環境に用意されているプログラミング環境を自由に使用できると便利である。
この時Visual BASICがよいのか、C#がよいのか、という議論は無用で、C#を選んでおくと良い。BASICだから易しいと思い取り組んでも、結局はC#と同じパラダイムまで勉強させられる。
すなわちVisual BASICがオブジェクト指向のパラダイムまで拡張されており、それを使いこなすためにはC#と同様の苦労を要求される。
C#を理解できると、BASICやPYTHONの理解は早くなる。逆にBASICやPYTHONに取り組んでC#を学ぶと難解に感じるだろう。
プログラミング言語は一つ学べば十分と思われている方がいるが、プログラミングの世界では、多種類の言語を理解していないと時代の進歩について行けない。
例えば今FORTRANを使ってプログラミングしようとすると大変敷居が高くなっている。コンパイラは無料で提供されているが、学習のための情報が大変少ないのだ。
プログラミング言語には大別すると2種類ある。ただしインタープリタやコンパイラという2種類ではない。BASICやPYTHONのような簡易言語的な言語とC#のような言語である。しかし、簡易言語と言ってもそれを用いるときには最先端のパラダイムの考え方を要求される。
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