2017.04/09 レゴランド
名古屋金城ふ頭で開業したレゴランドががらすき、というニュースが話題になっている。値段も高く、場所も金城ふ頭では当たり前である。誰が企画したか知らないが、大人の値段を2000円まで下げても行く人がいるかどうか。
もし名古屋でテーマパークのような遊園地を作るなら、南部ではなく北部である。土地は高いかもしれないが栄近辺もよい。久屋公園をレゴランドに変え料金を2000円にしたなら繁盛するに違いない。
なぜ南部がだめなのか。名古屋人は南部へ遊びに行かない。南部に人を集めるために作ったとしたならば、名古屋人の習性を知らない人の企画だろう。
昔、名古屋は大いなる田舎と呼ばれた。すなわち生活習慣や土地柄が大都市と大きく異なるのである。ゆえに名古屋で事業が成功したならば、全国で成功できる実力がついたともいわれたりするぐらいに新事業そのものも難しい土地柄である。
ましてや今まで遊びに行かなかったエリアに何か珍しいところができたからといってそこへ遊びに行く人も少ないので、レゴランドは今後かなり苦戦するだろう。
実は名古屋には無料で遊べる観光資源が豊富な土地で、名古屋に観光に行ったならぜひそこで遊んでほしい。名古屋の魅力を十分に味わうことが可能である。例えば有名どころでは名古屋城のある名城公園。今の季節ならば桜を無料で楽しめる。コンクリートのお城にお金を出して見学をする必要はなく、名城公園を散策するだけで十分に楽しい。
また、ここは名古屋人のデートスポットでもある。春先から夏にかけてお堀沿いの道路には夕方人が乗った車が多数停車している。ほとんど駐車ではあるが、人が乗っているので駐車違反ではない。
デートスポットと言えば東山動物園。昔有名だったが、今はあまりはやらないようだ。これは聞いた話なのであてにならないが、この動物園の池でアベックでボートに乗るとその恋は実らないという伝説もアベックがボートに乗らないので消えたという。
名城公園以外に名古屋駅から徒歩15分の所にあるノリタケの森は、ボーンチャイナや絵画などの美術鑑賞を一部無料で楽しめる。800円だせば、ノリタケの森の大半とその近くにあるトヨタ産業館を楽しめる。トヨタ産業館にはレゴランド同様の遊園地もある。大変コストパフォーマンスの高いテーマパークが名古屋駅周辺に二つもあるのだ。
有料だが、少し足を延ばせば明治村やモンキーセンターがある。それほど高くはないテーマパークだ。特に明治村は、日光江戸村よりもコストパフォーマンスは高い。さらに江戸時代よりも明治時代のほうがおもしろい。
そのほか今は残念ながら閉館しているが、西区にあるパチンコの正村に展示されているパチンコの歴史は圧巻である。ここは大人専用の場所だが再開したらぜひ見に行っていただきたい。
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