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2017.10/02 日産自動車の問題

完成車の検査を無資格者が行っていた日産自動車の問題は、おそらく伝統的に行われていた可能性が高い。また、これまで、セレナ、キューブ、ジュークと日産車を乗り継いできたが、セレナでは納入されてすぐ速度計の電気配線の断線があり、キューブでは樹脂製空気取り入れ口の脱落と続いた。これらは、初期故障などではなく、適切に取り付けられていなかった問題なので明らかに検査ミスによるエラーだ。

 

本当は日産車を乗り継ぐ予定は無く、最後に乗るガソリン車はポルシェと同じ構造のエンジン車と決めていたが、熱心な営業マンに押されて4駆のジュークに乗ることになった。その時これまでの新車の問題を指摘し、「日産では完成車の検査をやっていないのではないか」と冗談で言っていたらそれが本当だったのでびっくりした。

 

今年の2月に購入した4駆のジュークは納入されて3ケ月以内に自動ブレーキランプの異常があって、車載カメラを交換している。結局3台続けて新車時にエラーが見つかったことになるが、それでも我慢して日産車に乗っているのは、クレーム対応が迅速で親切だからだ。

 

セレナの前はホンダのプレリュードXXだったが、ゆがんで取り付けられていたボンネットのクレームを新車納入時に受け付けてもらえず、結局そのまま乗り続けることになり、車検の対応も悪かったのでホンダ車が嫌になった。ボンネットのゆがみはセレナに買い替えるまでそのままだったが、日産車のような車両の機能に関わる異常は無かった。

 

新車時に異常があってもクレーム対応やサービスがよいためにリピーターになっていた当方の体験から、車という商品の特殊性を理解できたような気がする。ボンネットが多少歪んでいても走行性に異常は無いのでそのまま乗り続けても大丈夫、と言った営業マンには少し腹立たしさを感じたが、本当は車の基本機能の信頼性の高さ、メーカーの良心に自信をもっていた営業マンに敬意を表するべきだったのかもしれない。

 

ところで、初めて乗った車はカローラクーペでその次はセリカと20代に乗った車は、名古屋人の定番トヨタだった。トヨタ車の購入では営業マンの対応や自動車の品質に特に問題は無かった。さらに、ディーラーにクレームを言った記憶も無ければ、CMを見て選んだ車にCMほどの特別な感動も無く無難な印象だった。トヨタ車が売れる理由かもしれない。

 

セレナは初期故障はあったが、その後の異常はなく、当時のワゴン車としては作りこまれた車内のレイアウトや、加速性能に不満は無く、娘が気に入ったキューブは価格に比較して満足できる室内と低速と都市部での乗り心地の良さに気にいっていた。4駆ジュークは刺激的なデザインもさることながら走りもキビキビして楽しく運転できる。高速道路ではトルクベクタリングの効果で車線変更やコーナリングが楽しくなる。名ばかりのスペシャリティーカーを乗り継いだ経験から、価格の割に楽しい車と感動している。

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