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2017.10/26 東京モーターショー

昨日25日は久しぶりに忙しく、夜9時帰宅時には東武東上線の事故(プリウスと電車の衝突事故)で帰宅の足が無くなるなどトラブルにも巻き込まれた。東京モーターショープレス発表に朝7時30分から参加し、その後土浦、東京と往復したためだが、満足な食事もとれなかった。

 

ところで、東京モーターショーは、20世紀に比較すると少しずつシュリンクしているような印象を受ける。上海モーターショーの影響もあるのではないかと思われるが、一時は世界のモーターショーの一つとして幕張メッセで開かれていた時とは印象が異なる。

 

前回は水素をエネルギーに使った燃料電池自動車が大々的に扱われていたが、今年は全体の印象として電気自動車シフトであり、日産ブースはリーフ一色だった。もっともこれはプレス用の展示で一般公開では展示を変えるとの説明があった。

 

面白いのは自動車周辺機器メーカーでこれまで内燃機関エンジン部品メーカーだったところが電装品に力を入れてきているということだ。材料メーカーの技術者は、是非今年の東京モーターショーを見学してほしい。必ず業務に役立つはずだ。業務出張として参加する価値がある。

 

また東京モーターショーに新規出品している異業種もある。ゴクミ(もう死語?娘が日本デビューした)のいるオスカープロモーションのモデルをコンパニオンに採用しているところもあり、展示に気合と意気込みを感じる。

 

材料技術者にとって、こうしたメーカーは新たな市場を形成する大事なお客さんである。ブースにはそのメーカーの技術者も控えているので悩みを聞くとよい。技術開発のヒントが得られるはずだ。キーワードはエンプラとプロセスであり、他の技術展示会と異なり写真撮影はOKなので具体的な商品のカットモデルを撮影できるチャンスでもある。

 

どこが新規参入組かは見学するとわかる。分からない人はこの東京モーターショーで展示会見学の練習をしてほしい。このような展示会ではノイズの中から自分に必要な情報を取り出す情報処理テクニックが要求される。東京モーターショーでは、ノイズ信号が大きいために感度を磨くことができる。

 

 

おそらくコンパニオンの写真を撮っている時間など無くなるはずだ。「モーターショー」という名称通りにモーター及びその周辺機器の勉強をするのに大変良い展示会になっている。一般公開日にぜひ一日出張で見に行かれては?

カテゴリー : 一般

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