2017.11/09 科学の世界における誤解(15)
二世代めのH社プ〇リュードXXを買ったときの話。新車が納入された時に、営業マンが「科学的にそうなります」と言ったウソをおかしいと思いつつ信じた失敗。
新車だから傷一つ無いのだが、とりあえず外観チェックしたところ、ボンネットが少し浮いている。営業マンに言わせるとデザインからそのように見えるのだという。しかし、横からフェンダー部越しにボンネットの端を見ると確かに少し浮いている。
営業マンに同じように見てもらったら、この事実を認めた上で、ボンネットを開けて、その裏側についていたゴムのクッションがまだ新しいから少し浮いている、と回答してきた。
そして、半年も乗れば目立たなくなる、とも。6ケ月点検の時に、まだボンネットの浮きが収まっていないので、営業マンに問いただしたら、毎日点検をされていないからゴムがへこまないのだ、という。あたかも日常点検を行っていない当方が悪いような言い方だ。
ゴムの知識は当方が上だという自信があったので、それではゴムがへたって、いつ頃このボンネットの浮きは収まり、フェンダー部と高さが同じになるのか、と質問したら、ゴムは樹脂と異なるので、科学的に考えてもそのうち必ずへたり同じ高さになる、と答えてきた。
6年間乗ったが、最後までボンネットがわずかに浮いた状態は変わらなかった。ボンネットの浮きは、ゴムのパッキンの影響では無く、取り付け時のわずかな狂いが原因、と車を買い換えたときのディーラーのエンジニアから言われた。そして下取り後中古で販売するときにゆがみを調整するとのこと。
ゴムはクリープで時間が経てばその厚みが変わる可能性があり、当方もその科学的知識からH社営業マンの言葉を信じたことが間違いだった。この出来事以来、ホ〇〇車を買わないようになった。
そして他社の車で問題があるにもかかわらず下取り価格を高くしてくれた日〇を乗り継いでいる。ところがその会社は無資格検査員が新車検査を行っていたとつい最近問題になった。
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