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2017.11/14 ワイブル統計とエクセル

グーグル検索を行うとワイブル統計に関するソフトウェアーがいくつか出てくる。どれも基本的な統計計算ができる仕様である。

 

実はこの程度であればエクセルで計算できる。今の表計算ソフトウェアーにはガンマ関数も実装されており、ワイブル確率紙を使わなくても一通りの計算が可能だ。

 

さらに複合ワイブル分布も一応処理できる。ただ、エクセルの標準仕様ではサポートされていない機能もあり、拡張使用をMSのサイトからダウンロードする必要がある。

 

これを知ったのは、高分子の破壊と信頼性、耐久試験に関する講演を依頼されたときだ。講演でワイブル統計の説明をするときにエクセルで可能だ、と言いたかったので、事例を作って計算しようとした。

 

ところが標準仕様のエクセルで計算できなかった。あわててヘルプの説明を見たら古いバージョンではサポートされていた機能の一部がMSのサイトからダウンロードするように、となっていた。

 

とりあえずはダウンロードし、例題を作成して講演に臨んだが、このダウンロードの説明をするのを忘れた。汎用ソフトウェアーの説明で困るのは、それぞれの設定された環境が不明なところだ。

 

世間には標準的なワイブル統計のプログラムしか公開されていないのですこし込み入ったことも計算可能なソフトウェアーでもお正月休みに炬燵にはいりながら作ろうかと思っている。

カテゴリー : 一般

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