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2018.04/08 有働アナの退職理由

[関係者は「有働アナは来年3月に50歳になる。退局を決断したのは、このままNHKにいると役職が上がり、徐々に取材現場から離れていく懸念があったからだろう。ここが自分の夢を追う最後の機会と考えたのではないか」と語る。]

 

これはWEBで見つけた有働アナの退職理由である。そもそも1991年にNHKに入局した理由は、記者になりたかったかららしい。同年の湾岸戦争の中継を見て「人が行かないところに行って実情を伝えたい」という思いを強くしたようだ。

 

また、NHKの関係者は「有働アナの退局の理由は明確。“ジャーナリストになる”という学生時代からの夢を実現すること」と話す、という記事も見つけた。

 

本人の3日に同局を通じて発表したコメントでは、「以前から抱いていた海外での現場取材や興味ある分野の勉強を自分のペースで時間をかけてしたい」「今後、ジャーナリストとしてNHKの番組に参加できるよう精進してまいります」と述べている。

 

どうやら有働アナは、NHKにおける出世よりも現場で仕事ができる道を選んだようだ。日本の会社組織では、いくら現場を希望したとしても、出世すると現場から遠ざかる位置に置かれる。

 

当方がびっくりしたのは、転職した写真会社で実験をしていて上司に叱られたことだ。すなわち、実験をしている暇があればマネジメントをせよ、というのである。マネジメントがそれほど忙しいのかと思い、管理職の業務時間の内容をアンケートで調査し解析した。

 

驚くべきことに、管理職の業務時間の80%前後が何らかの会議時間であり、それら会議の中には、係長一人参加しておれば済む会議もあった。当方は、開催案内の来た会議を判断し、時間を生み出して実験をしていたのだが、遊んでいたように見られたらしい。

 

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