2018.04/10 日本レスリング協会の問題
日本レスリング協会のパワハラ問題は先週終結したが、本件の内情は栄氏のやりたい放題だったようだ。
問題はあるが成果を出していたので容認していたところ、被害にあった人物から告発された、というのが事件の流れである。
協会内のガバナンスはじめ様々な問題が指摘されているが、栄氏が再婚したときにしかるべき人物が栄氏にアドバイスすべきだった。
栄氏が少し変わった人物であることは、TVに映し出されるその風貌から多くの人は感じているだろう。しかし、少なくとも女子レスリング界では成果を出してきた逸材である。アドバイスが通じない人でもあるまい。
どんな人でも老いるまで何か大なり小なり過ちを犯す。その時アドバイスをしてくれる人がいる、というのは人生において大切なことで、辛口な友人は大切にしなければいけない。
誰でも辛辣なことを言われるのはつらいものである。しかし、そのような人物が身近にいるかどうかで、人生の成否は変わる。
残念ながら栄氏の周辺には上司も含めその行動にアドバイスをする人物がいなかったようだ。二人目の配偶者も一人目と同じレスリングの教え子であり、個人的問題であっても常識としてアドバイスすべき状況と思う。
恐妻家は哲学者になれる、とは名前を忘れたが高名な哲学者の言葉であるが、配偶者は最も身近なアドバイザーである。
カテゴリー : 一般
pagetop