2018.08/09 桃田選手の記事
日本ボクシングの山根会長問題が無かったら、おそらく桃田選手の記事で溢れていただろう。そんな想像がしたくなるほど山根会長の記事の間に桃田選手の話題がニュースとして報道される毎日だ。
それらの記事を読んで思うのは、NTT東日本の職場環境である。おそらく上司も含め最高の職場だったに違いない。
「出場停止処分中の約1年間、桃田の心を根本的に変えたのはNTT東日本での勤務経験だった。総務人事部の労務厚生課に所属する一社員として、事務作業を始めとした社業に従事した。高校生から社会人選手となり、成功を手にし続けた才能の塊は、自らを支えてくれる仲間の存在を肌で感じた。16年8月の個人面談では「会社の中で他の社員が働いている姿を見て、バドミントンが出来ているありがたさが分かった」と吐露した。競技に専念する自らの給料、練習環境が誰のお陰で保たれているか。企業スポーツの根幹を強く認識し、心を入れ替えた。」
これは、WEBで見つけた記事の抜粋であるが、多くの記事が彼の勤務経験に触れている。職場の上司や同僚の影響は大きい。当方は今でもゴム会社で出会った様々な上司を思い出す。
恐らく、出場停止処分中に指導してくださった上司のことを桃田選手はいつまでも忘れないのではなかろうか。
組織人として働いているときの人間関係は、組織から受ける制約で無味簡素になりやすい。しかしOJTにおける人材育成では、組織風土からその効果に影響を受ける。
たった3ケ月間ではあったが樹脂補強ゴムの開発を指導してくださった上司からは、社会人としての当方の仕事のスタイルに大きな影響を受けた。
カテゴリー : 一般
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