2018.08/21 ニコンのミラーレスカメラ
今月23日にニコンから重大発表があるという。かねてから噂のあったミラーレス一眼の発表のようである。ニコンのホームページには1か月以上前から思わせぶりの広告が掲載されてきた。
ニコンが今後100年間使い続けるZマウントという新しいレンズマウントを搭載したミラーレスカメラは、ソニーのミラーレスカメラよりも大きいらしいが、いかにもニコンのデザインである。
20年以上前からニコン一眼レフは117クーペやピアッツアのデザインで有名なジウジアーロデザインの外観で、グリップ部の赤いアクセントが特徴になっている。
ホームページの事前予告画像にもその赤が残っているので、同じくジウジアーロデザインによるものか興味深い。
あと3日もすれば詳細がわかるので本日ここでそれを取り上げても意味が無いが、興味深いのは「今後100年」というニコンの意気込みである。果たして100年後も現在のようなカメラが使われているのだろうか。
ソニーのミラーレスは当初ファインダーレスで登場し、未来感を少し感じさせたが、いつの間にか旧来のペンタ部がそのカメラにくっついたデザインになってしまった。
カメラという道具にファインダーは不可欠ということのようだ。ニコンの新製品にもしっかりとペンタ部が存在するが、それはソニーよりも立派な大きさでがっかりした。
デジカメではどこにファインダーをつけてもよいはずだが、何故か未だにこれまでの歴史を引きづったデザインになっている。あたかもカメラという道具の基本形はこの形と言わんばかりである。
一眼レフカメラという道具は技術革新で大きくデザインを変更できない商品のようだ。その形が商品に価値を持たせているようにも見える。
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