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2019.03/11 アイデアの出し方のコツ

アイデアを出すためには、いくつかコツがある。誰にでもできるコツの一つとして、オブジェクトについて思いつくことを書いてみる、という方法がある。

 

問題解決のケースでは、問題について、まず、問題そのものを明確にする必要がある。これが難しいと思う人は、そもそも今までボーっと問題解決をしてきた人であり、アイデアが出ないのも当たり前と思ってほしい。

 

問題とは、あるべき姿と現実との乖離である、と言ったのはドラッカーであり、あるべき姿とは、例えば商品であれば、そのスペックがあるべき姿になる。

 

商品であれば、スペックを満たしていないことが問題であることがすぐにわかるが、あるべき姿が分からない時には、まずそれを明確にすることから始める。

 

この作業で、漫然と頭に描かれていた問題が明確になることもあるし、上司から言われた問題が違っていたことに気がつく場合もある。上司がいつも正しいわけではない。

 

現実とは、目の前の現象を明確にすればよい作業なので比較的簡単である。あるべき姿と現実との具体化が済んだらその乖離している事柄を具体的に書いてみる。これだけで問題解決できてしまうことだってあるから驚きである。

 

あるべき姿と現実との乖離について具体化できたならば、それを結果とみなして、その結果を生み出した原因について思いつくことを書いてゆく。このような作業を繰り返してゆくと、そこにアイデアが具体化されてゆく。このあたりは弊社の企画するセミナーの内容だ。

 

アイデアが出ないと言って恥じている前に、とにかく「書くこと」である。恥は何もしなくてもかくことができるが、アイデアとは具体的に文字として書かない限り、凡人の頭には出てこないのである。

 

 

カテゴリー : 一般

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