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2019.04/11 また盗作騒ぎ

「複数の盗作疑惑が持ち上がっている銭湯絵師見習いでモデルとしても活動する勝海麻衣さんについて、師匠である銭湯絵師の丸山清人氏が、師弟関係を解消したことを発表した。」(日刊スポーツ電子版より転載)

 

というニュースが報じられたので勝海氏について調べてみたら美人である。同じ日に、芸能ニュースの全く異なる話題で本田翼を例に美人は絶対的力、カワイイは正義などと報じていたニュースもあった。

 

美人だから盗作を許す、という気持ちは毛頭無いが、WEBでいろいろ書かれていたので勝海氏のこれまでの活動を調べてみた。すると、「美人だから許されてきた、あるいは美人だからここまで来れた」ことが明白なキャリアだった。

 

このような状態を放置しておいては、社会で真面目に努力している人の労働意欲は、ますます無くなる。東京オリンピックのデザインの盗作問題では、偉い人が出来レースの審査委員になって電通出身デザイナーを盛り立てるようなことをしていた。いずれも誠実真摯に努力すれば報われるという価値観を否定しているような出来事だ。

 

ただ、インターネットの発達で昔のように、このような法に触れてはいないが社会にとっては悪となるような人が甘い汁を吸いにくくなった時代になりつつあるように思われる。

 

勝海氏も情報の伝播スピードの遅かった昔だったらおそらく東京オリンピックまで持ちこたえて著名人の仲間入りをし、いつの間にか有識者として社会で活躍する人材になれただろう。

 

インターネットには勝海氏の正体を示す情報がこの1週間で大量に出始めた。もうこのようないかがわしいスターの育成方法をやめた方が良い。

 

情報化の時代では、知りたくないことまで耳や目に情報として飛び込んでくる。活力が乏しい人には健全な精神を維持するには難しい時代である。

 

しかし、世の中には儲からないようなお客に丁寧に対応し、失礼な態度をとられても意欲に燃えて仕事をしている老人がいることを知ってほしい。本物の美しさに出会った一瞬の喜びを長い人生経験から学んでいるから努力する意欲は衰えない。

 

 

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