活動報告

新着記事

カテゴリー

キーワード検索

2019.04/30 プリウス試乗体験談

プリウスを試乗した時の体験を書く。新車を購入するときには必ず試乗することにしている。大抵はどこのディーラーでも営業マンが助手席にすわり、お客に車を運転させてくれる。そのため、運転前に営業マンの懇切丁寧な説明を聞くことになる。

 

プリウスでは、モーターだけで走る場合もあるのでガソリンエンジン車からの乗り換えで違和感を感じるかもしれないが、との注意をうけるが、Dレンジに設定しているときにアクセルから足を離すと、車は慣性力で動いてゆく仕組みという十分な説明までされない。

 

燃費を稼ぐための仕組みとして、アクセルから足を離した時に減速されるBモードと減速されないDモードがある、という説明をもっと丁寧にすべきである。ところが説明では、坂道でブレーキを使うと焼け付くので、Bモードに設定してエネルギー回生による減速機構を使うように、とされる。

 

車は、燃費よりも安全が大切である。アクセルペダルから足を離したら、ペダルの機能ではなくても減速するのが安全な車、と思っている。プリウスを試乗してひやりとしたのは、40km程度で走行していてカーブを曲がろうとしたときだ。カーブに入る前にシフトダウンするのは習慣だが、プリウスでは、それができない。まずアクセルペダルから足を離したのだが、スピードが速くなったような感覚に襲われた。

 

おそらくこれはガソリンエンジン車に慣れていたので錯覚だろうと思う。思わずブレーキペダルを踏んだのだが、スピードが落ちてしまって情けないカーブの曲がり方になった(ここで踏み間違えれば暴走となる。)。

 

さらにこの時、FF車特有のアンダーステアを味わうことになる。カーブを曲がるまでの自分の動作をはっきりと覚えていないが、アクセルペダルから足を離した時すでにカーブに入っていたようにも思う。それゆえ強烈なアンダーステアを感じたのかもしれない。

 

当方はハンドル操作とブレーキペダルを間違えなかったので事故にならなかったが、もしあの時あせってペダルを踏み間違えていたならば確実に助手席の営業マンにけがをさせていただろう。へぼな曲がり方をして曲がった後にのろのろと走っていたら、営業マンに笑われた。ここは営業マンを守るために確実にブレーキを踏んだ老人に感謝してほしかった。

 

 

カテゴリー : 一般

pagetop