2019.07/05 高分子のプロセシング技術(14)
セラミックスでは造粒と呼ばれるプロセシングノウハウが開発されている。
これは粉砕技術(ブレークダウン)の進歩や、ビルドアップにより超微粒子化したために取り扱いにくくなった微粒子を取り扱いやすいように、形状制御された凝集粒子を製造するプロセシングノウハウである。
このプロセシングノウハウを応用して、混練前に高分子とその他の添加剤とを用いて造粒することが可能である。
この前処理により、多成分を配合して製造されるコンパウンドを1台のフィーダーで生産する時に発生する組成ばらつきを抑えることに成功している。
カテゴリー : 高分子
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