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2019.09/23 働き方改革(2)

今、働き方改革は間違っているのか、というと「今だけの」働き方改革は間違っているが、働き方改革が仕事の一部である時代という見方は正しい。

 

 

そもそも「仕事」があるから「働ける」のである。バブルの時代には、それこそバブルのように仕事があふれていた。

 

 

ところが、それがはじけたのである。しかし、従来同様に働いてきた結果が現代である。「仕事」が無くなったことに、どれだけの経営者が気がついているのか。

 

 

今の時代は、「価値ある仕事を創り出す仕事」が重要で、それは経営者の働きで実現される。

 

 

すなわち、働き方改革は、経営者の働き方改革が実現されて、その結果として労働者の働き方改革につながったとき、うまくゆくものである。

 

 

経営者が従来通りの自分の仕事に満足していて、労働者に働き方改革を求めてもうまくゆかない。

 

 

そもそも働く意味をないがしろにして、働き方改革を進めてもうまくゆくはずがない。また、働く意味が従業員に共有化されている会社では、幸福学など導入しなくても従業員は幸福なはずである。

 

 

ドラッカーは過去の遺物という人がいるが、そもそも労働なり社会なり、さらには人生について体系的に整理することに成功した人物は、未だ彼しかいない。

 

カテゴリー : 一般

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