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2020.01/19 河童

朝早く目が覚めてTVのスイッチをいれたら、長山洋子が司会をしている演歌番組で石川さゆりが表題の演歌を歌っていた。

 

河童という居酒屋が舞台で、恋した漁師が一緒になろう、といってくれたのにその前に死んでしまった、居酒屋にはその友人たちが集まって彼を偲んでいる、という演歌にありがちな歌詞である。

 

しかし、それが妙に切なく色っぽい。赤ちょうちんまで出てきて、昭和レトロの風情が見事に描かれ、いわゆる胸キュン演歌である。

 

初めて聞いてここまで感じさせる石川さゆりの歌唱力もさることながら、演歌というジャンルが音楽や歌詞だけでなく、歌手の短時間の演技力の統合が重要であることを再認識した。

 

おそらくカラオケで素人がこの歌を歌っても大した歌に聴こえないかもしれない。一時期カラオケで歌いやすい歌曲があふれた時代があり、現在までそれが続いているかと思っていたら、このような難しい歌も歌われていることに驚いた。

 

ただ、この歌の世界を理解できるのは、昭和時代を生きた老人しかいないのではないか。また、胸キュンする感受性と元気も必要だ。この歌がヒットするかどうかは、元気な老人がどれだけいるかにかかっていると思う。

 

最近の歌曲はそれなりのマーケティングを行ってから創られるそうだから、このような歌が出てきた背景には、「元気な年寄り」が増えてきた証なのかもしれない。

カテゴリー : 一般

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