2020.03/11 新型コロナウィルス
毎日報道されている新型コロナウィルスの感染履歴を見ていると奇妙な現象に気がつく。
例えば、中国武漢の騒動は、昨年12月中旬に第一報(実際には11月下旬に最初の感染者があったらしい)が報じられ、あっという間に感染が拡大している。
クルーズ船の感染者の人数を差し引いて日本における変化を見ると、武漢程の拡大がみられない。
最もひどい北海道は、2月上旬の雪まつりが原因となっているのはデータから明確である。
しかし、最近の北海道の患者は、潜伏期間を考慮すると、この雪まつり以降の感染であり、それが武漢ほどの増加を示していない。
このような現象について、最近ワイドショーなどで専門家にも指摘され始めたが、この専門家と称する方たちの意見を集めてみると勉強になる。
そもそもそれなりの肩書をつけておられる方は、科学の方法を身に着けた方々のはずだが、科学的ではない発言をされる方や、政治的発言をされる方もいる。
今この分野における日本の研究者は真剣にウィルスの研究を行い、最近は少しずつその成果報告がニュースとして出てきた。
TVに登場する専門家と称する評論家を科学の視点で観察するといろいろと参考になる。分析や解析には、科学の方法が最も役に立つ。また、科学の方法によらない分析結果は信じない方が良い。
カテゴリー : 一般
pagetop