2020.03/14 愛知県知事の発言
先日愛知県知事が県内のコロナ感染者はほとんどが名古屋だ、と気になる発言をしていたので少し調べてみた。
最初の感染者は1月26日に報告されており、中国人(武漢)2人である。その後2月14日に感染源不明の名古屋市在住の男性Aが報告され、翌日にはその妻が感染者として報告されている。
その後Aと接触した人たちが感染源となり広がってゆく様子が愛知県のサイトに県内発生事例として公開されている。
そして専門家の説明によると、愛知県の感染者は二つのクラスター(デイサービスとスポーツジム)が中心になって増加とのこと。
しかし、公開された資料を見てみると、単純にこのクラスターから説明できない事象も見えてくる。
ちなみに今年の2月6日稲沢市では国府宮裸祭りが、このコロナ騒動のさなか例年通り開催されている。
無病息災を願う奇祭だが、この祭りの影響についてふれた見解は無い。愛知県人であれば、この祭りを毎年楽しみにしている人は多く関心は高い。
ただし会場は名古屋ではない稲沢市であり、愛知県知事ならば影響があったかどうかコメントしてほしかった。また、これまで日本の感染者の報告は、都道府県単位で行われている。
ゆえにわざわざ愛知県知事が「名古屋だ」と断言した理由が不明である。また、名古屋も愛知県の一都市であることを考えると、名古屋を特に強調する必要は無いと思う。
このようなことを考えていたら、木曜日から愛知県知事に代わり名古屋市長がコロナ感染者報告をするようになった。
コロナ感染については、若い北海道知事のリーダーシップが世界中で評判になっている。このような騒動の報告で株を上げるリーダーもいるのだ。
カテゴリー : 一般
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