2020.05/04 コロナ感染者の特徴
400人近いコロナ感染者を出している福岡市で、感染経路不明のコロナ感染者について解析している。
その結果によると、男性が女性の4倍であり、世代別では50代が多く、ほとんどが中洲など繁華街の飲食店を利用している習慣の人、というからわかりやすい。
早い話が、感染者の半分以上を占める感染経路不明者の大半は、感染経路を言えない事情があるのだ。このような感染を広げる人たちにより社会が迷惑している。
週刊誌には、京都産業大学女子学生や慶応大学医学部研修医などの行動(注)が詳細に報じられていた。
感染リスクが高いと言われていても刑罰が無いためにとったのであろうそれらの行動には、多くの人が憤りを感じている。
人間とは愚かな生き物ではあるが、それだけに道徳を社会で守ろうと努力する人が多いが、その努力よりも無思慮な人の行動の影響が大きく出てしまう。
差別を助長するような発言は好ましくないとか、弱者を守らなければいけないとか、感染者に罪はない、というフレーズは間違っていない。
しかし、このような自分の行動が社会に迷惑をかけていることを理解できない無思慮の人物を取り締まる法律を作ることは、善人を守るために必要ではないか。
福岡市の解析結果が示すように、無思慮な人が社会的に許されない行動をとり、善人に感染させている構図を性善説で改善できるとは思えない。
期間限定の特別立法でこのような人を取り締まれば、感染を防ぎつつ経済活動を早期にできる可能性がある。しかし、日本は世界に例のない大人の国であり、罰則を作らずにコロナ禍を乗り越えようとしている。
(注)昔大学生は少なかったので社会的エリートとしての責任感なり分別を持っていたが、今は50%が大学へ進学する時代である。また、医者という社会的に誇りのある職業に進む学生の意識は高かった。
カテゴリー : 一般
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