2020.05/25 黒川検事長のなぜ?
黒川検事長の賭けマージャン及びその後の処分に至って、なぜ?という疑問が多い。特に政権中枢部に絶大なる信頼を受け、定年延長まで厚遇されながら、その立場から絶対してはいけない賭博や、3密の禁を破る行為をしたのかは、不思議である。
自分は何をやっても許されるという、本人のうぬぼれ説がもっともらしいが、あまりにも軽薄で、このような人物が検事長まで昇進できたことに疑問が出てくる。
例え、組織とはゴマすり勝負だ、と理由付けしてみても、検察庁という組織でそのような運営がなされているとは信じがたい。
麻雀中毒で正常な判断ができなかった、という理由でも、そんな人物が検事長までなっている日本の現状が恐ろしくなる。
今回の事件は、軽い処分で幕引きをすることなく、その真相をぜひ明らかにしてもらいたい。これは、財務省の忖度から引き起こされた文章改ざん問題とは異なる。
黒川検事長という人物特有の問題とこんな人物を検事長まで昇進させる組織の問題の両者があり、国民は真剣に悩まなければいけない。
すなわち、本来検事長になってはいけない人が検事長になっていた国家組織の問題は、最終的に主権者である国民に責任が回ってくるからである。
今回の事件で、内閣支持率が大きくダウンしたという。意外と国民はこのあたりに気がつき始めたのかもしれない。検察は正義の砦とならなければいけない。
カテゴリー : 一般
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