2020.10/07 プログラミング教育
今年からプログラミング教育が必修化された。この教育では創造性とか協同する力など学校教育の共通項目以外に、目標設計力育成と問題解決力育成が目標となっている。
実はこの両者は弊社の問題解決法に含まれている。そもそも弊社の問題解決法は、当方の趣味の一つにプログラミング(日曜プログラマー)があったので、プログラミングの視点から生まれている。
プログラミング教育の目指すところはプログラマー養成ではなく、技術者養成にあると思われる。
そもそも20世紀の教育は科学一辺倒であり、非科学的な内容は排除されてきた。その結果、科学の純粋性に偏り過ぎた感がある。
イムレラカトシュが言うように科学と非科学の境界は曖昧であり、時代によりその評価は変わる。マッハはその著「マッハ力学史」の中で、ニュートンの思考は科学的ではなかった、と明確に書いている。
科学的ではない思考から、高校で学ぶ科学的なニュートン力学が生み出されている事実を十分に理解し味わう必要がある。
プログラミング教育は、これまでの科学教育では指導できなかった範囲を補完する教育とならなければいけない。
カテゴリー : 一般
pagetop