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2020.10/19 萩野公介がんばれ

昨日競泳日本短水路選手権が終わった。男子200m個人メドレーは萩野公介が優勝した。その後のインタビューが謙虚だ。瀬戸選手の足元にも及ばない、などと言っていた。

 

よく知られているように萩野公介選手と瀬戸大也選手はライバル同士としてオリンピックや世界選手権、そして週刊誌を十分に賑わしてきた。

 

萩野公介選手は少し前に女性問題で週刊誌で騒がれスランプに陥った後、結婚で立ち直った。東京オリンピックを控え一時はどうなるかと心配したが、無事持ち直して昨日は当方も熱くなった。

 

スポーツ観戦の面白さは、選手がその競技に全身全霊を傾けてプレーするところを見て生まれる感動にある。

 

サラリーマンの日々の仕事で彼らのように一生懸命やっても報われないことが多いが、アマスポーツの世界では不運なことが無い限り昨今は才能と努力で結果を出すスポーツマンには恵まれた環境が用意されている。

 

萩野公介には世界一のタイヤ会社がスポンサーについている。週刊誌で騒がれてもこの会社はスポンサー契約を切ることは無かった。本来は優しく暖かい会社なのだ。

 

萩野公介選手は何も心配せずオリンピックまでベストを尽くし是非瀬戸大也選手と感動を呼ぶようなレースを展開してほしい。

 

純粋に目標に向かってベストを尽くし結果を出す。無条件で一心不乱に努力できるそのようなチャンスを初老の年齢となった今でも欲しいと思っている。

 

労働人口よりも老人が多くなった時代では、老人でも元気な人は頑張らなくてはいけない。

 

たった1週間のチャンスをもらい高純度SiCの合成に初めて成功した時の感動は、ただそれだけを念じ集中して仕事を進めた3日間で得られた。

 

半年後に製品化を控え、崖っぷちの状態で中古機材を集めて3か月でカオス混合プラントを立ち上げた。PPSと6ナイロンの混練物が透明な樹脂液として二軸混練機から吐出された瞬間の感動は、年を重ねていても若い時のそれと変わらないものだった。

 

無心の成功は何度経験しても興奮する。今は下手な興奮の仕方で命を落とすことを心配しなければいけないので、無条件に感動することができなくなったが。

 

カテゴリー : 一般

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