2021.01/22 何故成果を出せないのか(2)
間違った問題の正しい答えほど空しいものはない。今回のコロナ禍において専門家と称する人の問題の捉え方に違いがあることをTVで報じていた。
多くの専門家は、新型ウィルスの脅威としてコロナ禍の問題をとらえているが、一部の専門家は、多くの風邪のウィルスの仲間が流行している、と捉えているそうだ。
後者の見解の専門家は、共通して昨年度の死亡者数が、インフルエンザのそれと変わらない点を指摘しその論拠としている。
これが誤った問題設定につながっていることは明らかであり、それが政府内の見解を支配していたという。
このコロナ禍における政府の対応が遅いのは、誤った問題設定の可能性があるが、50代の同僚の議員が病院へ着く前に亡くなられたあたりから、すこし対応が変化しているように見えるが、それでも手遅れである。
世界中の専門家の多くが未知のウィルスの脅威として問題設定をしているのに、間違った問題設定をするような何千万円も脱税した優秀な医者が何故現れるのか。
これがわかると、ドラッカーが正しい問題設定ができれば80%問題解決ができたともいえる、という意味を理解できる。
カテゴリー : 一般
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