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2021.02/09 コロナ感染者の体験談

最近やたらと目につくのがコロナ感染者の体験談である。皆かかった時の苦しい体験を述べている。体験談を聞く限り、とても普通の風邪やインフルエンザとも思えない恐怖の病気である。

 

その中に、「遊んだことを後悔している」という若い女性の体験談があった。幸い彼女はひどい病状までには至らなかったそうだが、それでも嗅覚障害などの後遺症に悩んでいるという。

 

ところが病気の症状よりも辛いのは、自分は感染しないだろうと甘い考えで夜遊びして感染したことだという。どのような夜遊びかはともかく、甘い考えで感染し後悔する気持ちを年寄りにはよく理解できる。

 

若い時には、「自分だけは大丈夫だ」という根拠のない自信を持ってしまうものだ。それがある年齢から、石橋を叩いただけでは渡らず、他人が歩いても安全であることを確認してから渡るようになる。

 

そしてさらに年齢を重ねると、それでも危険であることを学び、命と引き換えに渡る価値があるのかというぐらいの判断をするようになる。

 

年をとると保守的になるとか、いろいろ言われるが、残りの人生のことを考えると、大過なく過ごすことが如何に難しく、それならば何もしないでおこうという判断をするのが普通の老人である。

 

夜の街や夜8時以降の飲食は大変感染リスクが高いことは、このコロナ流行から2か月ほどでわかってきたことであり、コロナ感染したくなかったらそれを辞めるのが昨年の夏あたりから常識となっていた。

 

ゆえにその常識に逆らって遊び、コロナに感染したなら、それは恥ずかしいことでもあり、良識のある普通の若い人ならば後悔の念が深くなるだろう。

 

彼女は、さらに、遊びが原因でなければただ運が悪かった、で済んだだろうが、自分の軽率さで他人にも感染させたかもしれないことを思うとやりきれない、と述べていた。

 

老人は隠居蟄居し、外界からの侵入物にはアルコール除菌を徹底するのを習慣としなければいけない。コロナウィルスだけは、運が悪くてもかからないように努力したい。

 

カテゴリー : 一般

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