2021.03/01 リサイクル技術
昨晩NHKスペシャルで廃棄プラスチックスの脅威が報じられた。詳細はNHKのホームページで確認していただきたいが、今後重要になってくるのがリサイクル技術である。
プラスチックスをそのままゴミとして廃棄するプロセスは恐らく世界的に禁止される可能性がある。
プラスチックスのリサイクルにはサーマルリサイクルも含まれるが、NHKの番組では二酸化炭素発生を伴うので好ましくないとされた。
しかし、これは常識的な考え方であり、二酸化炭素を排出しないサーマルリサイクル技術という発想が必要だ。
ゴミという概念を無くし、ループプラットフォームによる包装容器にプラスチックスを使わないアイデアも紹介されていたが、まったくプラスチックごみを0にすることは難しいと思われる。
プラスチックスごみを0にできない可能性が残っている以上、サーマルリサイクル技術の二酸化炭素レスを目指したイノベーションは重要である。
プラスチックスのリサイクルが一部で成果を出しているが、ループプラットフォームなど新しいアイデアが出てきたとしてもエネルギーとして回収する焼却処理プロセスは最後の手段として残る。
二酸化炭素レスのサーマルリサイクル技術開発は、国家プロジェクトテーマとして進めるべきではないか。人工光合成プロセスと結び付ければ、面白いかもしれない。
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