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2021.03/09 大丈夫か日本

コロナ騒動が一年以上続くと平常時では見えなかった日本の問題が見えてくる。まず、素朴な疑問として日本におけるコロナウィルス用のワクチン開発が欧米よりも著しく遅れた問題がある。

 

すでに企業側の都合はニュースで報じられたが、そのような事情は厚生省ならわかっていたはずで、それを国が放置してきた責任は大きいと思う。

 

次に、ワクチンの注射器の問題。日本で通常使われている注射器では1瓶当たり5回分しか注射できないが、韓国で開発され米国で普及している注射器を使用すると6回以上注射できるという。

 

これは今回の特別な状況で明らかになったことだが、冷静に考えるとこの問題は、日本でこれまで大量のワクチンが廃棄されてきた歴史を浮かび上がらせた。

 

ジェネリック医薬品の品質管理の問題が先日報じられたが、どのようなワクチンでも1回分は10円とか20円ではないはずだ。

 

最低でも1000円以上するはずで、それが医療現場で安直に捨てられてきたのだ。さらに、現場の医者はそれに気がつかず仕事を行っている現実に、ただあきれるしかない。

 

野党は、コロナゼロを目指せなどという荒唐無稽な要求をするのではなく、今回明らかになった放蕩医療の問題を指摘すべきだろう。日本の医療行政についてこのコロナ禍で多くの問題が見えてきたので野党の仕事ぶりをアピールするのにチャンスだと思う。

 

コロナ関連以外に、情報通信関係の材料開発についても幾つか疑問をもっている。1年以上前まで中国ナノポリスで活動してきたが、コロナ禍で中断している。

 

おもに情報通信関係の材料開発を指導してきたのだが、日本ではこの方面の特許出願が少ない。公知技術以外の新技術は、弊社で特許出願したが、公知技術でも組み合わせ新規技術は特許出願が可能である。

 

恐らく材料メーカーにニーズが見えていないのではないかと心配している。もし心配になられた方はご相談ください。

 

カテゴリー : 一般

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