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2021.03/23 2030年の社会と技術

緊急事態宣言が解除されたので久しぶりに車で書店に出かけた。実は徒歩の距離で行ける書店には月刊ステレオはじめオーディオ関係の雑誌が置いてないからである。

 

以前、書店が減少し続けている話を書いたが、とうとう近所には、駅にある1店舗だけとなってしまった。その1店舗も書籍だけではやっていけないので、扱う書籍の種類を減らして文具コーナーを作った。

 

この一店舗の経営努力による売れ筋以外の書籍は、車を走らせなければ手に入らなくなった。書店を窮地に追いやったアマゾンで書籍を購入する、という気持ちにはなかなかなれない。ところがせっかく遠方の書店まで出かけてきたのに雑誌が売り切れだった。

 

この店員の話によると売れない雑誌は1-2冊しか置かないので発刊日にほとんどが売り切れるという。仕方がないので久しぶりに書店で油を売ることにした。

 

決算などもあり、油売りの時間など無いのだが、せっかく来たので1時間制限という条件を設定し無差別に本を見て歩いたが、2030年の社会、すなわち10年後を扱った本が目についた。

 

これは切りのいい年の一つの特徴なのだろう。若いころはこの手の本に飛びついたが、3回ほど購入してみると、自分の予測の方がよく当たると悟った。

 

当方が考えている未来予測は後日少し書くとして、販売されている本には何がかかれているかネタばらしをすると、情報と生命科学の開花で大した話ではない。

 

このような内容でお茶を濁すことと比べると、オリンピック実施直後の日本を予測することの方が難しいと思う。どのような人がこの本を買うのだろうというのが正直な感想である。

カテゴリー : 一般

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