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2021.06/02 問題解決法

20世紀の問題解決法はQC7つ道具も含めすべてロジックを重視した科学的問題解決法だった。そしてお決まりの手順として、問題解析から始める。

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すなわち、問題はすでに設定されている前提で問題解決法が説明されてきた。ここに2つの問題がある。一つはドラッカーがその著書で指摘していたように、設定された問題が正しい問題かどうかである。

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二つ目は、科学的に問題を解こうとする姿勢である。問題の中には、科学的に問題を解かなくても、その問題をあきらめて他の方法を選択することにより、目の前の問題が解決してしまう、あるいは目の前の問題が問題でなくなる場合である。すなわち、問題を解かずに放置しても良い場合である。

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前者については問題解決法以前の問題であり、「間違った問題を科学的に正しく解いて得られた答えにどのような価値があるのか」とドラッカーは述べている。

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後者については、多少のペナルティーを覚悟して問題を解かない、という意思決定が重要となり、科学云々ではなくなる。多少のペナルティーについて科学的に見積もる、といえば受け入れられやすいが、通常ペナルティーの大きさなどは科学的に見積もらなくてもヒューリスティックにはじき出すことは可能である。

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実務では、科学的問題解決法うんぬんより前に正しい問題が設定されているのか、あるいは、問題を前にして果敢に意思決定できるかどうか、が極めて重要であり、これによりほとんどの問題が解決してしまう、とドラッカーは述べていた。

カテゴリー : 一般

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