2021.07/19 東京オリンピックどうなる?
まもなく東京オリンピックが開幕となるが、小山田氏の問題が解決していない。ネットには様々な見解が出ているが、そもそもいかなる理由で彼が採用されたのか不思議である。
武藤事務総長は知らなかったから続投発言をしているが、おそらく今回の東京オリンピックに関わっている人たちは、この程度のいい加減な人たちと考えておいた方がよさそうだ。
5年前になるが新国立競技場の総工費が当初の1625億円から2520億円に膨らんでいた問題。これは著名な建築家が隈氏に交代し、総工費が1569億円となった。担当者はどのような考え方で業務を進めていたのか。つい最近6月7日には経理担当者が鉄道事故に遭っている(自殺かどうか不明。山下会長もお答えできないとしている。闇のまま。)。
その後オリンピックロゴに関し、元電通社員のデザインがデキレースで採用された結果盗作問題が起きた。誰が見ても盗作とわかるデザインだったが、本人は知らないの一点張り。
当然知っていたなんて口が裂けても言えないから答えは決まっている。このようなわかりきった展開でも権威ある審査員は盗作ロゴで押し通そうとしていた。このあたりの仕事の進め方は極めて見苦しかった。国民を舐めている、と言っても良いかもしれない。
コロナ禍が無ければ直前となった2019年には桜田五輪パラリンピック担当相が、「五輪憲章など読んでいない」などと発言したものだから辞任に追い込まれている。正直もここまでくると**である。
2020年には延期が決まり、組織委の森会長の女性蔑視発言である。五輪憲章とも関わる小山田氏の問題に比べれば年寄りのボケ発言にもとれそうだが辞任に追い込まれている。
さて小山田氏の問題だが、一番の問題は彼を採用したことにある。過去に何度も問題を起こしていた。インターネットにはその信ぴょう性を疑いたくなるような情報が多数出ている。今回彼はその大半をあっさりと認めたのである。
今回の東京オリンピックを呪われたオリンピックという人がいるが、問題の内容を見る限り、当事者あるいは担当者が無責任である。しかし、「五輪憲章なんて知らなかった」と、堂々と言ってしまった人は、国政を担当する議員に選ばれた責任の意味も分からない**だから、それを選んでいる有権者の責任である。
結局国民の責任に戻ってくる。今という時代は、誠実真摯に仕事をしていてもそれが報われないだけでなく、要領の良い人間や犯罪すれすれの手段を使ってうまく世渡りできるところにある。
これを変革するためには、少しでも尻尾を出した「より良い社会にふさわしくない人物」を有権者が選ばないようにしなければいけない。裏で反社会的な活動をしていた人間を日本の代表のような職につけてはいけない。
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