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2021.12/19 理想的な就活

学歴フィルターの話題が目につくが、就活生は冷静に考えていただきたい。就活の基本は、自分を採用してくれる企業に就職するのが理想と考えている。学歴フィルターをかけていて自分が採用されないと予想できたならエントリーシートを出さないことである。


日本には新卒募集を出していなくても新卒を求めている企業が存在する。中小企業の中には新卒募集を出していても志願者がいないため募集をやめている企業もあり、このような企業も含めれば新卒者は全員就職できるはずだ。


新卒を募集していなくても転職者を募集している企業をネットで見つけることが可能であり、当方がもし新卒者であればそのような企業の門戸を叩いてみる努力をする。


あるいは何か事業アイデアがあれば、それで事業を始めるのも理想的な就活の一つである。今の時代、楽な就職先など無い、と考えておいた方がよい。


ネットには学歴フィルターをかけている企業への批判がいろいろ書かれているが、批判する必要はなく、そのような企業に希望を出さなければよいのだ。エントリーシートがはじかれて時間の無駄を憤っている就活生の声があるが、それを見抜けない愚かさに気がついていない。


就活は、自分を採用してくれそうな会社を探す活動が基本であることを理解してほしい。無駄なチャレンジはしないことだ。入社したいと思って入社してもとんでもない会社だった、という例は多い。


当方はその風土を気に入り、大学で学んだ専門外のゴム会社に入社したが、会社全体の風土とはまったく異なる風土の研究所に配属され、FDを壊されるなどの嫌がらせを受けて、ヘッドハンティングの会社の紹介で転職している。


セラミックスがキャリアとなっていたのに高分子技術の部門へ乞われて転職したにもかかわらず、バブルがはじけて転職した部門が無くなった。サラリーマン人生でも平坦ではないのだ。


しかし、ゴム会社の研究所のような嫌がらせを受けることはなかった。窓際となっても一部屋頂けたので、窓際に座らず部屋の真ん中に座っていたら、豊川へ単身赴任できた。


そうした経験をすると行きたい会社よりも、自分を採用してくれる会社の方が少しは良いことに気がつく。エントリーシートを受け付けてくれる会社を見極める目は、社会人になっても役に立つ。就職では、雇用する側も良い人材を採りたいと必死なのだ。

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