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2021.12/27 創造

写真家加納典明氏は50年ほど前にラジオの深夜放送で、「人に見られたい写真を撮りたいならば、女性の裸ばかり写しておればよい。日本人の半分は見てくれる。芸術的な写真は、誰も見てくれないかもしれない。」と語っていた。


高校生だった当方は、この言葉で写真という芸術において創造の難しさを知った。絵画と写真の違いについても加納氏は語っており、自身の渾身の一作であるキャベツのモノクロ写真を手にそれを説明していた。


驚いたのは、ラジオであるにもかかわらず、そのキャベツの写真が目の前に現れたのだ。それほど彼の語り口は巧妙であったが、今から思い出すと、キャベツの写真1枚を撮影するために用いた写真の技法を丁寧にわかりやすく説明していた可能性が高い。


この彼がパーソナリティーを務めた番組の影響もあり写真が趣味となったが、彼の本質はスケベ写真家ではなく、芸術家なのだろう。


写真術では被写体にカメラを向けてシャッターを押すことにより誰でもその表現を楽しむことができる。ただ、それにより誰でも創造性の溢れた芸術写真を撮影できるとは限らない難しい芸術の一つである。


おそらく絵画の方が独創の表現手段として易しいかもしれない。下手は下手なりの表現となるが、子供の絵画がそうであるようにそこには他の人がまねのできない独創が描かれている。写真では偶然の瞬間に頼るか、それなりの工夫をしない限り独創を表現できない。


当方の撮影した写真で最もよい評価を受けたのは、ボディーペインティング国際大会で併設された写真大会の一枚であり、国際大会ではあったが一位に輝いている。後にも先にも1位となったのはこの一枚である。その他は、キャノン主催の写真大会にニコンF100を持ち込んで撮影したモデル写真の二位である。


初めて応募した写真大会は雑誌の募集によるコンテストだった。そこでは気合を入れて撮影したにも関わらず佳作となっている。ただし、これは加納典明氏が深夜放送で語っていた女性写真の撮り方を実践した成果だったので、それなりの努力をすればそこそこの写真を撮れるということだ。


こうした写真撮影の体験を通して感じるのは、創造のために必要な技法というものが存在し、それらの技法を駆使すれば、ある程度のレベルの創造力を身に着けることができ、それが最高に発揮されるかどうかは、運のようなものが少し必要という思い(注)である。


弊社では芸術から技術まで研究しており、「花冠大学みらい技術研究所」として表現している。科学の形式知だけでなく創造性までも高める指導を志している。


(注)高純度SiC製造技術では、フローリー・ハギンズ理論で否定される高分子の組み合わせを相溶させることにより科学では説明できなかった独創を実現しているが、条件を見つけるために弊社で指導している方法を用いている。しかし、非科学的組み合わせを検討していたのでうまくゆくかどうかは運である。しかし、成功してからその条件を科学的に解析した結果、必然であることを理解できた。

高純度SiC前駆体や環境対応樹脂は、弊社が指導している独創技法のひとつデータ駆動の手法で成功している。

電気粘性流体高性能粉体や、カオス混合装置はアジャイル開発で成功している。これも弊社が指導している独創技法のひとつ。

酸化スズゾル帯電防止層は、過去の情報に新たな知見を加えた温故知新という独創技法を用いている。

その他各種技法についてはお問い合わせください。

カテゴリー : 一般

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