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2022.04/08 新庄監督の日ハム

昨日のスポーツニュースは火曜日にサヨナラ勝ちした日ハムの記事が多かった。確かに火曜日勝っても現在のところ2勝9敗だからニュース対象になるだろう。


新庄監督は開幕前から今年は優勝を目指していないと宣言していた。照準はあくまでも来年の新球場、と言っていたが、これでは1年かけてトライアウトをやるようなものだ。


それもあってか、開幕から先発メンバーが一定ではない。目先の1勝より、今後の成長と考えてのことなのだが、スポーツニュースではこれが評判を落としている。


新庄監督は、プロに入ってくる選手は最初皆同じレベルなのだから、と育成の重要性を語っているが、ひどい記事になると、同じレベルでも育成で全員がイチローや大谷になれるわけではなく、育成してもカスだった、と言うこともある、と書かれている。


少しこれは書きすぎだろうと思っていろいろ読んでみると、納得のゆく話が書かれていたりして面白い。確かにスタートが同じレベルであっても育成における伸びしろには個人差があるだろう。


当方も写真会社で10年かけて高分子分野の博士2名を育てよう、と目標を掲げて育成に努めても途中で異動となり、1名育成できただけである。他の一名は、学位論文をまとめるところまでいったが、当方が異動した途端に学位を諦めている。


もったいない話であるが、仕事をしながら学位論文をまとめるのは大変である。当方も経験があるので部下たちにそのように配慮をしていたが、上司の理解の無い状態では、地獄に近い。


当方はその地獄以上のFDを壊され研究を妨害される事件までも体験してきたので、部下にも頑張ってほしかったが、自己実現も含め価値観が異なるのだろう。


サラリーマンの学位取得は、それにより直接会社の業績を左右するものではないが、プロ野球選手の育成結果は直接チームの成績に影響が出る。監督の理解があってもぬるま湯気分だったハンカチ王子の事例もある。


本人は努力していたかもしれないけれど、週刊誌情報を見る限り誠実真摯な努力だったのかは疑わしい。中日山本昌のような一途さが感じられなかったのはそれなりの原因がある。


ゆえに、日ハムファンと思われる記者は思わずカスはカス、と書いてしまったのだろう。しかし、野球も会社もチームワークで一人一人の能力を補うことができる共通点があるので、新庄監督にもう少し監督として頑張ってほしい、と書いておく。


カスに能力を発揮させるマネジメントは重要である。清宮が今年20本以上ホームランを打ったならば、新庄監督の育成は成功したと評価したい。昨年よりスリムになったのでハンカチ王子二世ではないと期待したい。今日はコロナ明けの楽天だ。中8日の早川投手を打ち負かすことができるか?

カテゴリー : 一般

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