2022.04/23 洗剤の環境負荷低減包装
小学生のころ、洗濯用の粉石鹸は紙の袋に入っていた。紙の袋の荷姿で店頭に並べられていたのだが、購入後はブリキ製の缶にそのまま入れられた。
何時のころからか記憶はないが、それがプラ容器になったのだが、防水性の紙箱容器に入った商品も併売されていた。すべてプラ容器に置き換わったのは液体洗剤も登場してきたころではないか。
就職し、自分で洗濯をするようになってから紙製の容器を見た記憶はない。おそらく水回りで使用される洗濯洗剤の容器として紙製はユーザーに敬遠され淘汰されたのだろう。
しかし、プラスチック削減が叫ばれる時代に、昔使われていた紙による包装が見直されても良いのではないか。液体洗剤でもRCペーパーを用いれば商品として販売可能に思える。
RCペーパーにも樹脂が含まれているが、含有率はわずかである。紙の包装で問題になるのは耐久性であるが、これは昔のように購入後金属容器に商品の荷姿のまま保管すれば問題解決できる。
今SDGsがTVでも叫ばれ浸透してきたので、かつてユーザーの利便性からプラ容器へ変化した商品について、1950年代の包装形態へ戻すことを検討しても良いのではないか。
カテゴリー : 一般
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