活動報告

新着記事

カテゴリー

キーワード検索

2022.05/22 ジョー・パス(1)

ジョー・パスは1994年に亡くなった超絶技巧のギタリストだ。オスカーピーターソンとの録音が多いが、彼のソロアルバム「バーチュオーゾ」は、4巻アルバムとして発売されている。


リーリトナーやラリーカールトンのレコードを聴き始めたときにジョーパスを知り、第1巻はレコードだが2巻以降はCDのアルバムを購入している。


オスカーピーターソンのレコードジャケットを読み彼の名前を見つけた程度なので、若い時にはソロアルバムを聞く程度の関心しかなかったことを思い出した。洗練されたリーリトナーの演奏にかぶれていた。


リーリトナーも超絶技巧で早引きギタリストだが、ジョーパスよりも音色にも新しさを表現していたので若い時にその刺激にひかれたのだろう。しかし、このコロナ禍にジョーパスの演奏を改めて聴き、コードの響きの斬新さを再発見した。


また、当方は今まで知らなかったが、演奏のアルバム以外に彼が指導する教則用のビデオ(VHS)も数種類発売されたようで、ユーチューブで公開されている。コロナ禍となり、友人に触発されて彼が執筆した著書や楽譜をオークションサイトでいくつか手に入れて2年間研究してみた。


3音の和音しか知らなかった当方にとって教則本そのものが難解だったため、改めて音楽を勉強しなおす心づもりで音楽理論書もオークションで手に入れなければいけない状況になった。


やさしいコードの本はじめ10冊ほど購入し読み比べてみたが、ジョーパスについて触れた本はあってもジョーパスの奏法について解説した本は無かった。


ジョーパスはよほど独特な個性の演奏者だったようだ。しかし、ユーチューブで語っている彼の説明は合理的であり、彼の考え方で練習したいと思うようになった。それゆえ研究を始めたが、科学の研究のようにはうまくゆかない。

カテゴリー : 未分類

pagetop