2022.06/13 ゴム・樹脂の混練WEBセミナー
射出成形や押出成形、インフレーション成形などでコンパウンドの問題を明確にすることは難しい。コンパウンドを外部調達している場合には、コンパウンドメーカーの良心を信じる以外にない。
すなわち、高分子の成形技術は、コンパウンドメーカーの性善説に依存している。かつて半導体無端ベルトの開発を行ったときに、製品発売まで半年という時に、コンパウンドメーカーから自分でやってみよ、と言われたのでカオス混合のコンパウンド工場を建てた。
その工場で製造されたコンパウンドの性能は、タグチメソッドで最適化されて、その性能はロバストが高いだけでなく機能までもコンパウンドメーカーのコンパウンドを凌駕していた。
高分子材料の成形技術において混練プロセス技術の影響が大きいことを示す事例だが、PC/ABSなどの他の事例も含め写真会社を退職後開発したカオス混合の事例を中心に、WEBによるセミナーを6月に開催します。お問い合わせください。
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