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2022.08/22 Pythonのセミナー

プログラミング言語Pythonが3年ほど前から注目され始めた。この言語に限らず、コンピューター関係のセミナーはソフトウェアー会社による無料セミナーが多い。


無料セミナーが多いにもかかわらず、弊社に問い合わせがあったので尋ねたところ、プログラミングの環境構築はできたが、実務で利用する場合の事例を知りたい、という。


これ以上は企業名が分かるといけないので書かないが、「花王のパソコン革命」という書籍がベストセラーになった時代を思い出した。


コンピューターは、その活用方法やシーンがあれば何にでも使える道具であり、そしてその無限の可能性ゆえに今日でも進化し続けている。


Pythonのブームは、それが人工知能AIに使われる言語として注目されて起きている。しかしPythonはCやC#同様のプログラミング言語である。


もう少し詳しくその姿を語ればスクリプト言語であるにもかかわらずBASICよりも進化した初心者にも使いやすいコンピューター言語である。


AI用とかGAFAで使われているとかといった評判が先行して何か特別感のある言語として誤解されている。そこでPythonをシミュレーションで使った場合を想定したセミナーを企画してみた。


当方は、世の中に情報工学科が登場する前から、データサイエンスを開発実務に導入して成果を出してきた。今その成果について公開できる事例のセミナーがセミナー会社主催のセミナーとして開催されている。


内容については問い合わせていただきたいが、この中にパーコレーション転移をシミュレーションし、材料開発した実績を事例の一つとして紹介している。


化学工業協会から技術特別賞を頂いているが、この時はPC9801(MS-DOS)でC言語を用いて開発したプログラムでシミュレーションしている。


これを事例にPythonのスキル獲得セミナー、すなわち実務でシミュレーションプラグラムを作成し、問題解決したストーリーとPythonの使用方法とを組み合わせたセミナーを企画してみた。


すなわち、実務でどのように正しい問題を設定し、それを解くためにコンピューターシミュレーションでデータを出す必要があったので、プログラムを短期で開発した。そして開発されたプログラムでコンピューター実験を行い成果に結びつけた話である。


パーコレーションを題材にしており材料系以外の方にも参考になると思いますのでセミナーの案内サイトから申し込んでいただきたい。


教材が出来上がってみると小学生の宿題「夏休みの自由研究」にも活かせると思いついたが、夏休みは残り10日を切っている。もし希望者がおれば、「1日で終わる夏休み自由研究」あるいは「親子でPython」などという企画も可能だ。


もし希望者がおれば、8月28日前後の開催となるが、企画してみたい。夏休みの宿題でなにをやったらよいのか悩み、困っている方は問い合わせていただきたい。


夏休みの宿題は、ソフトウェアー会社で公開されている無料セミナーでも代用可能だが、9月開催予定の当方のセミナーは、他では知ることができない知を提供予定である。


すなわち、パーコレーションという現象についてどのように考え、そこから制御された機能をどのように取り出し実用化したのか、そのプロセスを公開予定である。

カテゴリー : 一般

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