2022.09/03 何でもPython(2)
今の若い技術者はうらやましい。無料でPythonのシステムが手に入る。また、会社の業務に必要な機械を自分で買え、などと上司が命じたならばパワハラと訴えることもできる。
エクセルが技術者の電卓代わりになったが、これからはPythonを扱えることが技術者の常識になるかもしれない。BASICよりも容易でエクセルよりも便利だ。
ただ小規模のデータベースを作るだけならエクセルは便利かもしれないが、それもPythonでやってしまおう。Pythonではモジュールを使えば機械学習も可能となるので、データベースはPythonで作っておくと便利だろう。
何か簡単な計算をしたいときでもPythonを立ち上げておけば対話形式ですぐに計算結果が出る。わざわざエクセルを立ち上げる必要は無い。
機器分析データがデジタルで手に入るならば、Pythonで容易に細かい解析が可能だ。エクセルでデータを読み取ってグラフ化していたようなこともPythonのグラフ化モジュールを使えば容易で、同じようなグラフならばエクセルでグラフ化するよりも効率が良い。
40年前は、エクセルではなくPIPSやCALCの時代だったが、ライブラリーの豊富なLATTICE-Cはそれら簡易ソフトよりも使いやすかった。表計算の面倒くさいところは、カラムに計算式を埋め込んでいて、何を埋め込んだのか忘れることだ。
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