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2022.12/03 サッカーの面白さ

どのようなスポーツでも同じ力量のチームなり個人が戦った場合には、一瞬のチャンスを活かす力量が高い方が勝つと思われる。


失点の視点に立てば、ロバストの高い方が引き分けか、勝てる可能性が高く、負けることが無い。野球はチームプレーよりも、ピッチャーとキャッチャー、すなわちバッテリーの力量が影響する。両者高い力量のピッチャーならば、点が入らず体力勝負となるだろう。


毎朝サッカーを見ていて気がついたのだが、どんなに強いチームでも、ここでシュートを打ったなら、必ずゴールまでボールが入る瞬間というものがあることに気がついた。


恐らくサッカーファンならば、このようなことに気がつかれていると思う。その一瞬の瞬間にシュートを決めることができるのかできないのかで興奮している人もいるだろう。


サッカーの面白さはそこにあるのだ、と言われるかもしれないが、その一瞬の瞬間をこれまでシュートが打たれるまで気がついたことが無かった。しかしこれに気がつき、選手と同期できると、サッカーはかなり興奮する。年寄りには危険なスポーツ観戦となる。


さて、研究開発でも解決策のアイデアが閃く瞬間というものがある。仮説を考えているときよりも、仮説など無視をして、目の前の現象を頭の中で再現しているときである。すなわち、思考実験をしている時だ。


思考実験により仮説を立案している人もいるかもしれないが、当方は現象観察をしているときに仮説を考えているので、思考実験では仮説ではなく他のことを考えている。その結果他の人よりもアイデアが豊富に出てくる。


そもそも思考実験が非科学的、とされるのはこのような理由があるためだ。ニュートンも思考実験で万有引力の法則を発見しているのだが、リンゴが落ちるのを見て発見した、などと逸話が残されているために科学者と勘違いされている。マッハはニュートンを科学者ではないと述べている。

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