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2023.01/04 仕事を楽しむ方法(3)

毎月末に経理部門が締めるときレシートが無い支出が問題となっていた。上司がポケットのゴミ整理を行う時に誤ってゴミと一緒に捨てる習慣があったためである。


ドラッカー少年が毎朝早く出勤し、ゴミ箱の整理をするようになってから、レシートの紛失が無くなり、経理の締めがスムーズにゆくようになった。


ドラッカー少年は、自分で見つけたこの仕事が、勤務する会社におけるもっとも重要な仕事と位置付けたのである。ただし、彼のこの仕事は上司に命じられたものではなく、上司は彼の功績と分かっていても感謝もしなければ特に褒めもしなかった。


それでもドラッカー少年は、退職するまでこの仕事を最も重要な仕事として一生懸命励んだ、と著書には書かれている。この逸話は、働く意味を示すとともに仕事をどのように楽しむかが示されている。


公知のように働く意味とは貢献と自己実現にある。能動的に仕事をしているときにその意味を理解できる。某女性大学教授が働き甲斐という概念をやりがい詐欺と述べたりしているが、これは間違った考え方である。仕事の価値を常に賃金と連動させている限り、仕事を楽しむことはできない。


また「やりがい」は、経営者が決めるものではなく、労働者が決めるものである。経営者は労働者が仕事にやりがいを見出しやすいようにマネジメントする義務がある。


最近派遣労働者と正規労働者との賃金の問題や、就業率の低下が問題となっているが、支払われる賃金にふさわしい仕事そのものが日本では少なくなってきている。


日本ではアメリカのように成長著しい先端事業の起業が少ないためであるが、大会社で出世した人が雇用を増やせるように退職後起業すべき立法化をすべきではないか。そして何も起業しない高給退職者については増税して派遣労働者の問題解消に使うべきではないか。


同一労働同一賃金というシステムで運用できるならば、派遣労働者を正規社員へ転換すべきである。ドラッカー少年は正規社員だったので貢献的な仕事スタイルをとることができた。

社会システムとして働く意味が貢献と自己実現となる仕組みに戻すべきである。派遣労働者は、その目的があって派遣と言うシステムを利用している社会システムとなれば、派遣問題は解決する。

カテゴリー : 一般

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